XA Slave v0.0.0.43/Dalamud API Level 15で確認
複数アカウント・FC運用向けのFC Relationsを紹介します
XA Slaveには、複数キャラクターへ順番にログインし、移動・情報更新・FC関連作業などを実行するFC Relationsが用意されています。
この記事では、Monthly Relogger、Prep Logistics、FC関連タスク、潜水艦・リテイナー情報の更新など、複数アカウントや多数のキャラクターを運用している場合に便利な機能をまとめて紹介します。
XA Slaveの導入方法やAutoRetainer Helperによる自動復旧については、前回の記事で解説しています。
利用前の注意
本記事で紹介するFC Relationsは、複数アカウントや多数のキャラクターを運用しているユーザー向けの、かなり発展的な機能です。利用環境によって設定や運用方法が異なるため、各項目の説明は機能概要と基本的な注意点にとどめています。詳しい設定について質問がある場合は、Discordコミュニティ内で回答します。
この記事で紹介する機能には、キャラクターの切り替え、ワールド移動、FC加入・退出、FC権限変更などを自動で実行するものが含まれます。対象キャラクターと設定内容を十分に確認し、最初は動作を見守りながら利用してください。
この記事で紹介する機能
- Monthly Reloggerで複数キャラクターを定期的に巡回する
- Prep Logisticsで複数キャラクターを指定場所へ移動する
- FC招待の承認・権限更新・ハウス情報確認を自動化する
- ホームワールド以外にいるキャラクターを元のワールドへ戻す
- 潜水艦・リテイナー・FCチェストの情報を更新する
- Window Renamerで複数のゲームウィンドウを見分けやすくする
- 複数アカウント向けのXagmanを簡単に紹介する
FC Relationsを使用する前の準備
今回紹介する機能は、XA Slaveの左側メニューにあるFC Relationsから開けます。
FC Relations
多くのタスクでは、AutoRetainerへ登録されているキャラクターを読み込み、選択したキャラクターへ順番にログインして処理します。
キャラクター情報を読み込む
各タスクの画面では、主に次のボタンを使ってキャラクター情報を準備します。
- Import from AutoRetainer:AutoRetainerへ登録されているキャラクターを一覧へ追加します。
- Refresh AR Data:AutoRetainerの設定からレベル・ギル・FCなどの情報を更新します。
- Pull XA Database Info:XA Databaseに保存されたログイン日時、所持品、FC、ハウスなどの情報を読み込みます。
- Refresh List:取得済みの情報をもとに表示対象を更新します。
画面に案内がある場合は、左から順番に押して情報を更新してください。タスクによって表示されるボタンは異なります。
必要な連携プラグインを確認する
キャラクター切り替えにはAutoRetainer、ワールドやハウスへの移動にはLifestreamが使用されます。選択した処理によっては、TextAdvance、vnavmesh、XA Databaseなども必要です。
タスクを開始できない場合は、画面上部のPlugin Statusで必要なプラグインが認識されているか確認してください。
Window Renamerでゲーム画面を見分ける
複数のFF14クライアントを同時に起動する場合は、XA SlaveのUtility → Window Renamerも便利です。
FF14のウィンドウタイトルへ任意の名前を設定できるほか、プロセスIDや現在ログインしているキャラクター名も追加できます。アカウントやキャラクターごとに名前を付けておくことで、タスクバーやウィンドウ一覧から目的のクライアントを判別しやすくなります。
Monthly Reloggerでキャラクターを巡回する
Monthly Reloggerは、登録した複数キャラクターへ順番にログインし、キャラクターごとに指定した処理を実行する機能です。
長期間ログインしていないキャラクターへ定期的にログインし、FCやハウスの状態を確認したり、XA Databaseの情報をまとめて更新したりする用途に向いています。
処理するキャラクターを選択する
AutoRetainerから取り込んだ一覧には、キャラクター名、ワールド、レベル、ギル、FC、ハウス、最終ログイン日時などが表示されます。
すべてのキャラクターを選択するほか、次の条件で対象を絞り込めます。
- Check Masters:FCマスターのキャラクターを選択
- Check Personal:個人ハウスを所有しているキャラクターを選択
- Select Stale:設定日数以上ログインしていないキャラクターを選択
キャラクターごとの処理を設定する
Actions Per Characterでは、ログイン後に実行する内容を選択できます。
- TextAdvanceを有効にする
- 若葉マークを解除する
- インベントリ・アーマリーチェスト・チョコボかばん・ジャーナルを開く
- LifestreamでホームまたはFCハウスへ移動する
- 個人ハウス情報を取得する
- FC画面を開いてXA Databaseへ保存する
全キャラクターの処理後に、ログアウト、ゲーム終了、AutoRetainer Multi Modeの再開を行う設定もあります。
ログインできないキャラクターはスキップされる
キャラクターへログインできない状態が続くと、最大300秒でタイムアウトします。その後は安全な開始状態へ戻す処理を行い、次のキャラクターへ進みます。
処理中は完了数、失敗したキャラクター、キャラクターごとの処理時間などを画面上で確認できます。
Lifestreamのハウス設定を確認
ホーム・FCハウスへの移動やハウス情報収集を使用する場合は、Lifestream側でハウス入口まで移動する設定と、ハウスへ入る設定を有効にしてください。
Prep Logisticsで指定場所へ移動する
Prep Logisticsは、選択したキャラクターへ順番にログインし、全員を指定したワールドとエーテライトへ移動させる機能です。
基本的な処理の流れは次のとおりです。
- AutoRetainerで対象キャラクターへログインします。
- キャラクターが操作可能になるまで待機します。
- Lifestreamで指定ワールドへ移動します。
- 設定されている場合は指定エーテライトへ移動します。
- 処理が完了したら次のキャラクターへ切り替えます。
イベントやFC関連作業を始める前に、複数キャラクターを同じワールド・同じ場所へ集めておきたい場合に便利です。
この機能にはAutoRetainerとLifestreamが必要です。
FC招待を自動承認して退出する
Auto-Accept FC Invitesは、FCの結成・加入招待を監視し、招待を自動で承認したあと、設定時間を待ってFCから退出する機能です。
次の時間を設定できます。
- Check Interval:FC招待を確認する間隔
- Dialog Timeout:招待画面を待機する時間
- Wait After Join:FC加入後、退出するまでの時間
- Idle Timeout:招待がない場合に監視を終了するまでの時間
現在所属しているFCから退出する可能性があります
この機能はFC加入後の退出まで自動で行います。退出したくないFCに所属しているキャラクターでは実行しないでください。
FCメンバー権限を一括更新する
FC Permissions Updaterは、複数キャラクターへ順番にログインし、それぞれが所属しているFCのメンバーランク権限を一括で有効化する機能です。
対象キャラクターへログインすると、XA SlaveがFC画面を開き、ランク編集画面へ移動して権限を更新します。
この機能を使用するには、対象キャラクターが各FCでマスター権限を持っている必要があります。土地応募に関係する権限を含める場合は、FCランク6以上になってから実行することが案内されています。
すべての権限を有効にする機能です
権限を個別に選んで変更する機能ではありません。対象ランクに付与して問題ない権限か確認してから実行してください。
重複しているハウス情報を確認する
Check Duplicate Plotsは、XA Databaseに保存されたハウジング情報を比較し、同じ住所が複数キャラクターへ登録されていないか確認する機能です。
比較対象は次の3種類です。
- 個人ハウス
- アパルトメント
- FCハウス
同じワールドかつ同じ住所のデータが複数ある場合に、重複として表示されます。異なるワールドに同じ区・番地がある場合は重複扱いになりません。
古いハウジング情報が残っている場合は、重複しているキャラクターだけを選択してログインし、個人ハウス・FC情報を再取得してXA Databaseを更新できます。
XA Database内の登録情報を確認する機能です
土地の所有制限を判定する機能ではありません。XA Databaseへ保存された住所の重複や、古いハウジング情報を見つけるための機能です。
キャラクターをホームワールドへ戻す
Return Alts To Homeworldsは、ホームワールド以外に滞在しているキャラクターを抽出し、順番にログインしてホームワールドへ戻す機能です。
ワールド間テレポやDCトラベルを利用したあと、複数キャラクターを元のワールドへ戻し、AutoRetainerや情報収集を実行できる状態へ整える用途に向いています。
ホームワールドへの帰還に加え、次の処理も組み合わせられます。
- インベントリ・アーマリーチェスト・チョコボかばんを開く
- ジャーナルを開く
- 個人ハウス情報を取得する
- FCハウスへ移動する
- FC情報をXA Databaseへ保存する
- 完了後にログアウト・ゲーム終了・AutoRetainer Multi Mode再開を行う
潜水艦・リテイナー・FCチェスト情報を更新する
Refresh Sub/Bell/Chestは、複数キャラクターへ順番にログインし、潜水艦・リテイナー・FCチェストの情報を更新する機能です。
工房へ入る設定を有効にすると、キャラクターごとに次の処理を行います。
- 対象キャラクターへログインします。
- LifestreamでFCハウスへ移動します。
- カンパニークラフト工房へ入ります。
- 管制卓へアクセスし、潜水艦・飛空艇情報をAutoRetainerへ読み込ませます。
- 呼び鈴へアクセスし、リテイナー情報を更新します。
- FCチェストを開き、FCの所持ギルをXA Databaseへ保存します。
- 次のキャラクターへ切り替えます。
工房への移動を無効にした場合は、FCハウス敷地内の呼び鈴だけを処理します。アーマリーチェスト、チョコボかばん、ジャーナル、個人ハウス情報などを同時に更新する設定もあります。
Lifestreamの事前設定が必要です
Lifestream側でハウス入口まで移動する設定と、ハウスへ入る設定が有効になっていない場合、FCハウスや工房への移動に失敗します。
Xagmanでアイテム移動を自動化する
Xagmanは、複数アカウントで潜水艦やリテイナーを運用しているユーザー向けのアイテム移動機能です。
複数のFF14クライアントを連携させ、キャラクター間のトレードを利用して、潜水艦運用に必要なアイテムの集約や補充を自動化できます。
アイテムごとに、渡す・受け取る・指定数へ調整する・不足分を補充するといったルールを設定できます。
利用には次のプラグインが必要です。
- AutoRetainer
- Lifestream
- XA Database
- Dropbox
- vnavmesh
複数アカウントで潜水艦を運用している方向けです
XagmanはBeta機能として提供されており、開発者からも無人で放置しないよう案内されています。設定内容や運用構成が環境によって大きく異なるため、本記事では概要のみ紹介します。詳しい設定や構成について質問がある場合は、Discordコミュニティ内で回答します。
まとめ
XA SlaveのFC Relationsを使用すると、AutoRetainerへ登録した複数キャラクターを順番に操作し、ログイン、移動、情報更新、FC関連作業などをまとめて実行できます。
- Monthly Reloggerで長期間ログインしていないキャラクターを巡回する
- Prep Logisticsで複数キャラクターを指定場所へ集める
- FC招待やメンバー権限の更新を自動化する
- XA Database内の重複したハウス情報を確認・更新する
- ホームワールド以外にいるキャラクターを元のワールドへ戻す
- 潜水艦・リテイナー・FCチェストの情報をまとめて更新する
自動操作の範囲が広いため、最初は少数のキャラクターだけを選択し、処理内容を確認してから対象を増やすことをおすすめします。
XA Slaveの導入・AutoRetainer Helperの解説
XA Slaveの導入方法やAutoRetainer Helperの設定については、前回の記事をご覧ください。
参考情報
最終確認:2026年8月29日

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